過払い金請求をすると、車のローンや住宅ローンが組めなくなるのではないか?と心配される方も多いことでしょう。
また、過去あるいは現在組んでいる車や住宅ローンで過払い金が発生しているのではないか?と疑問を持たれる方もおられることと思います。
ここでは、それらに対する答えについて解説していきます。
Contents
- 1 過払い金請求をすると、車や住宅のローンが組めなくなるのか?
-
2 基本的にローンは組めます
- 3 ローンの審査に必要な条件
- 4 現在ローンを組んでいる場合は?
- 5 車のローン、住宅ローンは過払い金請求ができません
- 7 安心して過払い金請求をしましょう
-
2 基本的にローンは組めます
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過払い金請求をすると、車や住宅のローンが組めなくなるのか?
過払い金請求をすると、車のローンが組めなくなったり、住宅ローンが組めなくなったり、審査が通らなくなるのでは無いか?と考えている方も多いことでしょう。
しかし、過払い金請求をしても、問題なく車のローンも組めますし、住宅ローンも組める、というのが答えになります。
基本的に、過払い金請求により借金を完済してしまえば、過払い金請求をしてもブラックリストに載る(信用情報に掲載される)ことが無くなったからです。
ブラックリストについてですが、数年前だと載ってました。しかし監督官庁の指導により、現在はそいういうことはありません。
「契約見直し」情報の登録は、2010年4月19日に廃止されました。
これにより、基本的に、過払い金請求をしてブラックリストに載ることはなくなりました。
また、既に登録されている「契約見直し」情報についても削除されました。
(過払い金請求によるブラックリスト「コード71」の廃止)
しかし、借金を完済していない状態つまり借金を返済中に過払い金請求を検討している場合に、新規にローンを組むのは注意が必要です。
過払い金請求に成功した場合(返還される過払い金で借金を完済できた場合)はブラックリストに載ることはありませんので、ローンを組むのに問題はありません。
しかし、過払い金請求が不完全だった場合(返還される過払い金で借金を完済できなかった場合)は、ブラックリストに載ってしまいますので、ローンを組むのが難しくなってしまいます。
過払い金請求をして、借金の残債が借金を上回ってしまう場合は、完済できなかったことになります。
すると、ブラックリストに載ってしまうというわけです。
過払い金請求をすることによって、ブラックリストに載るか載らないかの問題は、弁護士や司法書士などの専門家と十分相談して慎重に話を進めてください。
基本的にローンは組めます。
返済中に過払い金請求をした場合、借金が残債を下回り、過払い金請求が完了しないケースがあります。
これは、任意整理等の債務整理という扱いになってしまうケースです。
そうなると、ブラックリストに載ってしまうため、車のローンや住宅ローンを組む際に、審査が通らなくなる可能性が高くなります。
これを避ける方法として、本人名義でなく、ご家族の名義、例えば奥さんの名義などで審査を受けるという方法があります。
奥さんの収入が高ければ、本人がブラックリストに載ってしまっている場合でも、審査が通るようになります。
また、本人がブラックリストに載っている場合でも、一定の期間が経てば(5年〜7年、長い場合で10年)、ブラックリストから解除されますので、そうなれば、晴れて審査が通りやすくなります。
車のローンや住宅ローンの計画を立てておられる方で、借金のある方は、この辺りを踏まえた上で、法律の専門家と相談をしながら、計画を進めてください。
繰り返しになりますが、完済(完全に債務がない状態)での過払い金請求は、ローンの審査に何の影響もありませんので、安心してローンの計画を立ててください。
過払い金請求をすることによって、借金が完済になるか、残ってしまうか、の判断は素人では難しい面がありますので、これも法律家に十分相談して行ってください。
ローンの審査に必要な条件
車のローンや住宅ローンの審査を受ける際に、最も重要視される点は、本人の人間性、年齢、職業と勤続年数、過去の債務歴、雇用形態(正規かそうでないか)などの全般的な情報です。
何も、ブラックリストだけが重要視されるわけではありません。
ローンの審査は、無借金であれば、返済能力ありと判断されますので非常に有利です。
クレジットカード持っている場合は、「信用情報」の登録が必要になりますので、審査の判断基準の一つとなります。
しかし、今日日クレジットカードを持たない人などほとんどいませんから、これは仕方の無いことです。
前述したように、銀行や信販会社は、本人の人間性その他の情報を最優先して、ローン審査の判断基準とします。
「その他の情報」の中には、過去の借金歴、現在の借金状況も該当します。
現在の借金状況については、本人の収入のうちどのくらいが返済に充当されるか、も審査の判断基準としてチェックされます。
これを踏まえると、ローンの審査を始める前に借金を完済しておくのが、賢い選択です。
借金が残っていると、審査に影響が出てしまいますので、借金額を減らしてしまうのがローン審査の際に好影響を与える重要な要因となります。
過払い金請求をすることにより、借金は確実に減りますので、これも一つの正しい選択です。
現在ローンを組んでいる場合は?
現在既に車のローンや住宅ローンを組んでいる場合はどう考えれば良いのでしょうか。
既にローンを組んでいる状態で、借金返済のために過払い金請求をすることは一つの賢い方法です。
繰り返しますが、過払い金請求をすることで、既に組んでいるローンの審査に影響を与えることはありません。
むしろ、戻って来た過払い金で借金を完済することができますし、過払い金が多く戻って来た場合には、新たに現金を手にすることができ、ローンの返済に充てることができます。
また、過払い金請求をして、残債が残ってしまった場合、債務整理扱いになりブラックリストに載ってはしまいますが、現金が戻ってくることになりますので、ローンの返済が楽になります。
この場合、ローンの審査は終わっていますので、ローンの継続は可能です。
ローンには何の問題もありません。
ローンの審査が終わっている段階では、ブラックリストを怖れることは全くありません。
それより、借金を減らすこと、ローンの返済を減らすことの方を優先することの方が優先事項と考えられます。
車のローン、住宅ローンは過払い金請求ができません
ちなみに、過去の車のローンや住宅ローンに過払い金が発生しているかどうか?という質問を受けることが多くあります。
答えは「NO」です。
車のローン、住宅ローンは過払い金請求の対象とはなりません。
過払い金は貸金業者が出資法の上限金利を上回る金利で、お金を貸し付けていた場合に発生します。
(「グレーゾーン金利とは?」)
車のローンも家のローンも、上限金利を守って融資しているため、過払い金は発生しません。
また、信販会社などを通したローンの場合、割賦契約販売による立替金(分割手数料)とみなされるため、「利息」扱いにはなりません。
利息では無い以上、利息制限法の対象外となります。
安心して過払い金請求をしましょう
借金を完済している場合、過払い金請求をしたとしても、ローン審査に影響が出ることはありません。
過払い金請求の時効は刻々と迫っていますので、早急に請求されることをおすすめします。
(「過払い金請求の時効について」「過払い金請求は一体いつまで続くのか?時効はいつ来るのか?」)
晴れてローンの審査が通った場合、現在ローン返済中の場合いずれにしても、目の前の借金の問題は、ローンの返済に良い影響はないでしょう。
借金が残っている方は、現在の借金の返済をしてしまう方が、今後のローンの返済も楽になってきます。
ローンと借金返済、そしてブラックリストに関する問題は、様々な要因が絡みますので、素人判断は禁物です。
必ず、専門家である法律家と相談して慎重に計画するようにしましょう。
■関連リンク
・過払い金請求をしたら住宅ローンが組めなくなるの
・管理人(私)の過払い金請求体験談
・過払い金請求をした場合、クレジットカードやキャッシングは使えなくなるの?
・返済し終わっていれば、請求は確実に可能
・過払い金請求の時効について(期限はいつまで)
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