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最近ではインターネット上でも、個人で過払い金請求する方法が紹介されています。
もちろん、個人での過払い金請求は可能です。
個人で過払いを請求する場合には、まず取引履歴を請求するところから始めることになります。
その後引き直し計算をおこない、貸金業者へ請求書を郵送します。
請求書を郵送するだけでは、返事がないことがほとんどとなりますから、催促し、訴訟することになります。
裁判所に提出する起訴に必要となる書類などをすべて提出し、和解へと持ち込むことになります。
こうして記載すると簡単そうに見えますが、はじめの取引履歴の請求にしても、一部しか開示されないことも多く、そうした場合引き直し計算は単純とはいきません。
推定計算が必要となってくるため、その上で制作した請求書が必要になります。
また、残高ゼロ計算なども同様の特別な計算が必要となりますので、業者に依頼する必要が出てくることも考えられます。
また、過払い金請求しておきながら、実は現在の借入金が返済できないとなると信用情報（ブラックリスト）に記録されますので、しっかり計算をおこなった上で過払い金請求することが大切になってきます。
請求書についても貸金業者は送ったからといって、返信してくることはありません。
その後電話で何度か催促する必要があります。
他にも、個人で過払い金請求をおこなった場合、交渉よりも「起訴してください。」といわれることが多いため、必ずといっていいほど起訴に必要となってくる書類などの準備が必要となります。
もちろん法律の知識があるわけではありませんから、何度も裁判所に足を運ぶ必要も出てくるでしょう。
また、最後の和解においても、わずか数パーセント上か下かで受け取る金額が大きく変わってきますので、しっかりした見極めが必要となります。
そういった細かい部分を考えると、やはり個人で過払い金請求をおこなうこともできますが、専門家にお願いする価値も充分あるといえるでしょう。
完済前だとしても、過払い金請求が可能な場合がある
仮にあなたの借金が返済前（完済前）だとしましょう。
そこで過払い金請求をしたとします。
借金の金額が、返ってくる過払い金を下回る場合は、債務整理扱いとなり、ブラックリストに載ってしまいます。
そうなると、他の金融会社でもカードを作ったり融資を受けたりすることができまくなります。
しかし、借金の金額を、返ってくる過払い金が上回る場合は、借金を相殺することができ、過払い金も返還されるケースがあります。
長年借金をしている人は、意外とこのケースに当てはまる場合があります。
つまり、借金を過払い金返還で相殺してしまえるということです。
すると、過払い金請求に成功したことになり、ブラックリストに載らないばかりか、現金が返ってくるのです。
これはとてもお得な話ですね。ですが意外とよくあるパターンです。
このケースが可能かどうか？は、事前に法律家に相談することによって、教えてもらうことができます。
相談した上で、請求をするかしないかはあなたの自由です。
得をするなら請求すれば良いですし、損になるならやめておけば良いだけの話です。
もちろん、法律家への相談料は無料。書類作成費が1,000円程度かかるくらいの簡単な手続きです。
借金返済前のあなたが、過払い金請求可能かどうか、調べてみる価値は十二分にあります。
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過払い金請求をしたら、他社のクレジットカードは使えなくなるの？
過払い金請求をおこなったクレジット会社や保証会社になっているカードの利用はすべて停止となり、その後契約打ち切りとなるため使えなくなります。