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クレディアの元々の社名はフロックスで、平成19年の民事再生申し立てに伴いクレディアと名称を変更した静岡県に本拠を置く消費者金融です。
民事再生を行いましたが会社自体は存続しているため、過払い金の請求をすることはできます。
しかし、民事再生の手続きをした平成19年9月20日以前と以降とでは過払い金の請求が変わってきますので注意が必要になります。
クレディアに過払い金請求を求めた場合、クレディアは10〜20％の金額を提案してくることが多いようです。
その為、話し合いによる任意交渉で戻ってくる金額は10％程度と言われています。
返還されるまでにかかる時間に関しては、取引履歴の開示から数えると半年から1年はかかっています。
民事再生をしている背景を考えるとこのような金額提案になってしまうのも仕方のないように感じますが、とはいえ、現状を確認してみると全く資金がないというわけではありません。
実際、裁判をした場合の返還率は70％を超えているのです。
つまり、過払い金返還を考えている場合には訴訟を起こさないと希望する金額が返ってくることは難しいと言えるでしょう。
また、金額交渉に関してはクレディア側も強気な姿勢を示してきます。
たとえ一審で勝訴を取ったとしても、クレディアが上訴してくるケースも多いようです。
さすがに三審までもつれ込むことはないようですが、和解には二審まで裁判を行うことが少なくないようで、1年以上の長期戦を想定しておく必要があります。
過払い金請求には時効があります。
借金を完済した日から10年経過してしまうと、過払い金を請求できなくなってしまうので注意が必要です。
・過払い金請求は一体いつまで続くのか？時効はいつ来るのか？
クレディアは民事再生により心機一転したとはいえ、経営が安定していないのが現状ですから、再び破たんする可能性もなきにしもあらずです。
過払い金請求を考えている場合には時効も含め、早めに請求手続きをするようにしましょう。
ただし、先にも触れたようにクレディアに過払い金請求をする場合には手続きの方法が少し異なります。
加えて、個人で交渉をする場合にはクレディアとの直接交渉になりますから交渉に不慣れな分、希望する金額を返還してもらえないケースが目立っています。
また、家族に内緒にされている方の場合にはバレてしまうことも多いようです。
時効と経済状況を考えると、クレディアへの過払い金請求はスピード勝負と言えそうです。
クレディアは2015年5月に貸金業を廃業しています。
- 30万円までに少額債権は全額弁済する。
- 債権届け出が出来なかった債権者も届け出がなかったことにより執権することはなく、利息
- 返還請求権が再生債権として確定すれば同様に返済する
。
と発表しています。
要するに返済に条件がつきますが、過払い金返済には応ずる、と考えて良いでしょう。
時効が近い、過払い金を多く取り戻したいと考えている場合には、まずは法律家に相談することから始めてみましょう。
・クレディア（フロックス）の過払い金請求・体験談・事例 43歳 団体職員 M.T.さん 男性
もしかして自分にも？と思われた方はぜひ、過払い金の有無を調べてみて、過払い金が発生していたら、急いで請求するようにしましょう。
>>過払い金請求は続いています。あきらめるのはまだ早い。
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シティカードの過払い金請求・現状・対応状況
シティカードとは、アメリカのシティグループを親会社に持つシティカードジャパンが発行していたカードのブランド名です。2015年に三井住友信託銀行がシティカードジャパンを買収してしまった為、現在では使用できないカードとなっています。社名自体は三井住友トラストクラブに変更されており、それに伴いカード自体も既存分は有効期限に合わせてSuMi TRUST CLUBカードに切り替えが行われているようです。