過払い金請求を行うことで、基本的に、ブラックリストに載ることはなくなりました。
以前は過払い金請求をするだけで債務整理を行ったとみなされ、ブラックリスト(信用情報)に載ってしまっていました(「契約見直し(コード71)」の登録)。
しかしその後金融庁から方針が出され、「契約見直し(コード71)」の信用情報への登録は2010年4月に削除されました。
これにより、過払い金請求をしてもブラックリストに載ることはなくなりました。
特に、完済している場合は絶対にブラックリストに載ることはありません。
しかし、延滞事故などが原因で、万が一ブラックリストに載った場合、どんなことが起きるのか不安に感じる方もおられることでしょう。
しかし安心してください。
ブラックリストに載っても、これまで通り普通に生活できます。
戸籍や住民票にブラックリストに載ったことが記載されるようなこともありません。
もちろん、仕事を辞める必要もありませんし、携帯電話も使えます。
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ブラックリストの間違いと真実
ブラックリストに載る、つまり信用情報機関に事故情報が登録されると、とんでもない社会生活上の不利益・制裁を受けるという誤解が一般的にあるようです。
そのため、借り手の中には、過払い金の請求をせずに必要の無い借金の請求を受け続け、借金の整理を弁護士・司法書士に頼まない人が少なからずいます。
では、ブラックリストに載ると一体どのようなことが起きるのでしょうか。
ブラック扱いに対する不利益と制裁
ブラックリストに載ることによって、確かにある程度の不利益は起こります。
それは仕方がありません。
これまで使えたクレジットカードが使えなくなったり、高額のローンが組めなくなったりとか、今までできたことができなくなるという事実はあります。
しかし、これらあるいは以下の「不利益」は、過払い金請求後に負債(未返済の借金)が残ってしまった場合に限ります。基本的に負債が残るのは「レアなケース」とお考えください。
過払い金請求を成功させることによって、全てがクリアになるわけではないということであり、金融機関からのある程度の制裁があるということです。この点はご理解ください。(尚、完済者はブラックリストには載りません)
(1)金融機関(銀行、消費者金融、クレジット会社など)から新たに借り入れすることが出来なくなります。
(2)クレジットカードを新しくつくることができなくなります。そして、現在持っているクレジットカードの返却を求められ、利用ができなくなります。
なお、返済が遅れていないクレジットカードは、利用を続けることができるケースがあるようです。これらの対応は、利用する会社によってさまざまです。
(3)ETCカードが使えなくなります。
(4)家賃がクレジットカード払いの場合、新規にアパートを借りるときなど、クレジット会社の審査が通らないので、借りられなくなることがあります。(現金払いの場合は大丈夫です)
(5)ローンやクレジットを組んで商品(例えば自動車・マンションなど)を買うことはできなくなります。(現金払いの場合は大丈夫です)
ブラックなんか怖くない ブラックでもこれだけできるんだ
(1)ブラックリストに載ったことを理由として、従業員を解雇したり、退職を勧告することは違法です。
(2)料金さえ払っていれば、電気・ガス・水道は止められません。また、家賃さえ払っていれば、今住んでいる住居を追い出されることもありません。
(3)住宅ローンの返済が滞らない限り(または家を担保にして借りている借金の返済が滞らない限り)、家を手放すことにはなりません。
同じく自動車ローンの返済が滞らない限り自動車を回収されることもありません。
(4)運転免許の取得・更新もできます。パスポートも同様です。
海外旅行にも堂々と行けます。
(5)携帯電話も使えます。利用料金がクレジットカード支払いとなっている場合でも、クレジットカードでの引き落としができなくなって、クレジットカード利用による各種割引・ポイントが受けられなくなるだけです。
利用料金は、コンビニ振り込みや携帯電話の店舗で支払えば良いだけのことです。
(6)年金の支払いも受けられますし、健康保険(国民健康保険や社会保険)も使えます。
生命保険に加入することも可能です。
(7)当り前ですが、戸籍や住民票にブラックになった情報は記載されません(破産した事実も記載されません)。
選挙のとき、投票もできます。
(8)現金払いなら、家も車も買うことができます。
不動産登記も車の名義登録も自分の名義でできます。
以上、あくまでも過払い金請求後に「負債が残ってしまった場合」に限ります。
ブラックでも全く普通に生活できる
こちらの内容も、過払い金請求後「負債が残った場合」のお話しです。
というわけで、ブラックリストに載ったとしても、「新たな借金ができない」「一定の経済的信用を利用できなくなる」だけです。
実際の社会で生活する上では、これといって不利益・制裁はありません。
デメリットといえば、
1)新しくクレジットカードを作れなくなること
2)新しくローンを組むことができなくなること
3)携帯電話の分割払いができないこと
(振り込みなどによる支払いならOK)
の三つだけなのです。
なお、クレジットカードについては、クレジット会社によってはこれまで通り使い続けることができる会社もあるようです。
ケースはクレジット会社によって扱いが様々ですので、法律の専門家に相談してみると良いでしょう。
万が一ブラック扱いになってしまったとして、どうしても新しいクレジットカードが必要という場合は、口座引き落とし式の「VISAデビットカード」を作ったり、プリペイド式の「VISAプリペイド」「MASTERカード」「JCBカード」を作るという方法もあります。
以上のように、ブラック扱いを恐がる必要は全くありません。
それよりも、返す必要の無い返済をストップさせ、過払い金の請求をして、借金の整理に乗り出すことを考える方が得策です。
過払い金発生の全責任は金融業者にあるのです。お金を借りていただけのあなたに一切の瑕疵はありません。
大きな勇気を持って、信頼できる法律のプロに相談して絶対に過払い金を取り返しましょう。
また、司法書士や弁護士は、ブラックリストに関する詳細な知識も持っています。
わからないことがあれば、遠慮無く質問して頭と心をすっきりさせて臨みましょう。
ブラックリストについて、不安を感じていらっしゃる方もたくさんおられるかと思います。
下記の記事をご参考になさってみてください。
・過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうの?
・過払い金請求をした場合、クレジットカードやキャッシングは使えなくなるの?
・過払い金請求をすると、車のローンや住宅ローンは組めなくなるの?
完済前だとしても、過払い金請求が可能な場合がある
仮にあなたの借金が返済前(完済前)だとしましょう。
そこで過払い金請求をしたとします。
借金の金額が、返ってくる過払い金を下回る場合は、債務整理扱いとなり、ブラックリストに載ってしまいます。
そうなると、他の金融会社でもカードを作ったり融資を受けたりすることができまくなります。
しかし、借金の金額を、返ってくる過払い金が上回る場合は、借金を相殺することができ、過払い金も返還されるケースがあります。
長年借金をしている人は、意外とこのケースに当てはまる場合があります。
つまり、借金を過払い金返還で相殺してしまえるということです。
すると、過払い金請求に成功したことになり、ブラックリストに載らないばかりか、現金が返ってくるのです。
これはとてもお得な話ですね。ですが意外とよくあるパターンです。
このケースが可能かどうか?は、事前に法律家に相談することによって、教えてもらうことができます。
相談した上で、請求をするかしないかはあなたの自由です。
得をするなら請求すれば良いですし、損になるならやめておけば良いだけの話です。
もちろん、法律家への相談料は無料。書類作成費が1,000円程度かかるくらいの簡単な手続きです。
■関連リンク
・ブラックリストって何?
・過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうの?
・今さら、ブラックリストなど気にするな
・返済途中に過払い金請求をしたら、ブラックリストに載るの?
・ブラックリストに載ると、クレジットカードが使えなくなるの?
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今さら、ブラックリストなど気にするな
確かに自分の信用情報が、自分の知らないところで登録されることには心理的に抵抗があることは否定できません。
とはいえ、過払い金の請求をする以前に、返済に遅れが生じていませんか?