過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうの？

過払い金請求を行うことでブラックリストに載るのか？

ブラックリストへの判決 ブラックリストに載ること、つまり「契約見直し」情報の登録は、2010年4月19日に廃止されました。

これにより原則として、過払い金請求をしてブラックリストに載るということはなくなりました。
また、すでに登録されている「契約見直し」情報についても削除されました。

ですが、下記のような例外もありますので注意が必要です。

債務が残っている状態(完済にはなっていない状態)で代理人に過払い金請求の依頼をされた場合、予想に反して過払いにはなっていなかった、ということがあり得ます。
利息制限法による引き直し計算をした結果、債務は減少したものの、残債務が残った、というようなケースです。

このようなケースにおいては、「債務整理(コード32)」という情報が約5年間信用情報機関に登録されてしまいます。

しかし、これはあくまで過払い金請求後「負債が残ってしまった場合」に限ります。
（負債が残ってしまうようなケースはほとんどありません。）

完済後、過払い金請求をするケースではブラック状態にはなりません。

また、完済前であっても過払い金請求を通じて「負債を相殺して消してしまった」場合はブラック状態になりません。

完済していれば、過払い金の請求をしても、当然のことながら延滞情報は登録されません。
また、信用情報機関に登録はなくなっているはずですから、その他の事故情報も登録できません。

完済状態の過払い金請求であれば、基本的にはブラック状態にはなりません。

ですが、返済中の場合つまり完済していない場合に過払い金請求をしたとして、残債務が返還される過払い金を上回ってしまうと（つまり借金が残ると）、事故情報に載ってしまう場合があります。

完済していない方の中でそういった恐れがある場合には、過払い金請求は慎重に行った方が良いでしょう。

過払い金とブラックリストの関係については、個人での安易な判断はブラック登録の危険を伴いますので、必ず専門の法律家に相談して解決した上で事に当たられることをおすすめします。

ブラックリストに関する詳しい情報は、金融の専門家である債務整理に強い法律家と相談して情報を整理しておきましょう。

ブラックリストについて、不安を感じていらっしゃる方もたくさんおられるかと思います。

仮にあなたの借金が返済前（完済前）だとしましょう。
そこで過払い金請求をしたとします。

借金の金額が、返ってくる過払い金を下回る場合は、債務整理扱いとなり、ブラックリストに載ってしまいます。
そうなると、他の金融会社でもカードを作ったり融資を受けたりすることができまくなります。

過払い金請求の成功しかし、借金の金額を、返ってくる過払い金が上回る場合は、借金を相殺することができ、過払い金も返還されるケースがあります。

長年借金をしている人は、意外とこのケースに当てはまる場合があります。
つまり、借金を過払い金返還で相殺してしまえるということです。

すると、過払い金請求に成功したことになり、ブラックリストに載らないばかりか、現金が返ってくるのです。

これはとてもお得な話ですね。ですが意外とよくあるパターンです。

このケースが可能かどうか？は、事前に法律家に相談することによって、教えてもらうことができます。
相談した上で、請求をするかしないかはあなたの自由です。

得をするなら請求すれば良いですし、損になるならやめておけば良いだけの話です。

もちろん、法律家への相談料は無料。書類作成費が1,000円程度かかるくらいの簡単な手続きです。

借金返済前のあなたが、過払い金請求可能かどうか、調べてみる価値は十二分にあります。

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過払い金請求を行うことで、基本的に、ブラックリストに載ることはなくなりました。
特に、完済している場合はブラックリストに載ることは100％ありません。