アイフルの過払い金請求現状・対応状況

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現在、アイフルの財務状況は決してよくありません。

アイフルはここ数年来「事業再生ADR」の申請をして、経営再建を図ってきました。

事業再生ADRとは、要するにアイフルの抱える債務負担を軽減するために、債務返済の猶予を交渉する私的整理手続きです
※事業再生ADRとは（Wikipediaより引用）

これは平成21年より行われ、平成27年に「債務の完済」という形で終わっています。

事業再生ADRによる金融支援の終了のおかげで、アイフルの倒産のリスクは低下したと言えます。

過払い金の返還状況については、ピーク時とさほど変わりはありません。

弁護士を介しての粘り強い交渉（実際は弁護士に全てお任せ）が、以前と変わらず重要になります。

アイフルは以前は裁判所による支払い命令の判決が出たら、素直に全額の支払いに応じていました。

しかし、近年はほとんどの場合で控訴してくるようになっています。

控訴審が始まると、判決まで6ヶ月以上かかってしまうため、その間にアイフルの経営不振が進行する可能性も出てきます。（武富士に診られたケースです）

満額回答を得るために、粘り強い交渉をするのはそれなりのリスクを覚悟しなければならないでしょう。

アイフルの場合、控訴審の判決まで出ると（現時点では）、判決通りの支払いに応じます。

早めの和解を選択すれば、30％〜60％の返還で落ち着くようです。

また、アイフルは裁判の際の争点として素人には理解できない点を主張してくる傾向があります。

やはりここは専門家（弁護士や司法書士）に交渉を依頼するのが賢明でしょう。

とことん闘うのではなく、そこそこの額で妥協点を探るのが賢明と言えるでしょう。

↓以下、数年前までのアイフルの返還状況です。ご参考までに

アイフルは比較的、過払い金の返還の難しい業者です。
取引履歴の開示は、請求してから約1か月程度かかるのが一般的なケースになります。

アイフルのクレジットカード引き直しの計算をして、過払い金の請求をした場合、大体、3割から4割で和解を提示してきます。

個人で請求した場合、1割ということもありますので専門家の力が必要です。

任意の交渉の話し合いだけで満額の回収は、まず無理と思っていいでしょう。

アイフルの過払い金請求の場合、元金分だけで利息分は認めませんから、利息分の回収やさらに多めに返金してもらう場合は、訴訟を起こす必要が出てきます。

提訴するとアイフルの側から、調停の申し立てがあるケースも多いようです。

途中で和解という例が少ないため、ほとんどのケースが起訴となります。

第一審の訴訟は1年弱かかり、どうにか元金を満額での和解を取れたとしてもアイフル側はやはり、利息分を認めませんので控訴してきます。

そうすると、さらに半年程かかりますが、アイフル側も時間を稼ぎ、依頼者を疲労させて定額の和解を目的としているようです。

またアイフルの場合、経営難を引き合いに出してくることがあります。

実際に破綻する可能性は否定できませんので、訴訟や話し合いが長期化するうちに会社が破綻してしまえば、過払い金は戻ってこないことになりますので、注意が必要です。

返金に関してですが、専門家に依頼した場合、こうした過払い金の返還は依頼先の事務所の口座に振込まれることが多いのですが、アイフルの場合、依頼者側に直接為替で送ってくることがあります。

アイフルが控訴するメリットがない場合や、裁判のやり取りがない場合に為替が送られるようで、家族に知られることとなり大変迷惑な方法といえます。

裁判が長期化するのを避け、満額の返還は諦めて早期に減額して返金してもらうか、もしくは時間はかかるが利息も含めて満額の返還を求めるのか、依頼金額や訴訟ということも含め早めに専門家に相談して、検討することをお勧めします。

取り急ぎ、過払い金の有無を調べてみて、過払い金が発生していたら、急いで請求するようにしましょう。
・アイフルの過払い金請求事例・体験談　４５歳、パート　Ｓ．Ａ

アコムは比較的、過払い金に関しては対応の良い業者です。取引履歴の開示は1週間から1か月程で、和解金の支払いも早く比較的スムーズにことが運ぶ業者といっていいでしょう。